コミュニケーション
今回はコミュニケーションについて勉強会を開催いたします。 今回の内容は実際に株式会社Reライフ 訪問介護事業所e-ケアの研修内容になります。 訪問介護においてはこのコミュニケーションというツールをどう使用するかで日々の支援の難易度やスピードが変わるといっても過言ではありません。そして、「私はコミュニケーションが得意だから大丈夫」と思っている方ほどためになること間違いなしです。
コミュニケーションとは?
ひとくくりにコミュニケーションと言ってしまえば簡単ですが人物や場面によってさまざまな用途別の種類があります。今回は訪問介護で必要不可欠なコミュニケーションを紹介します。 そして、一番大事なことをお伝えします。コミュニケーションの意味と定義です。 コミュニケーションの意味は、e-ケアでは「共有・共通」と指導しています。 わかりやすい例を作ってみました。 一方的に話すAさんそれをただただ聞くBさん、第三者がぱっと見た感じは会話が途切れずコミュニケーションが取れているように見受けられますが、これはe-ケアではコミュニケーションとは言えません。なぜならコミュニケーションとは互いに興味があることについて会話をすることがコミュニケーションだからです。
コミュニケーションの種類とは?
人物:視覚障害者・聴覚障害者・精神疾患をお持ちの方などです。 視覚障害の方の場合、目視で確認することが難しくすべてを言葉で表現しないと伝わりません。なので難易度は高めではありますが習得すれば難なくコミュニケーションを図ることができます。 聴覚障害の方の場合、音の認識が難しく言葉を文字や手話、体の表現(ボディーアクション)を用いてコミュニケーションを図る必要があるため難易度は少しばかり高いですが、手話や筆談を交えて行えば無理なく会話(コミュニケーションをとることができます。 精神疾患をお持ちの方の場合、一歩間違えると重大な事につながる恐れのがあります。そして、耳や目には障害が無いため会話(コミュニケーション)のなかで身振りや言葉のチョイスがすごく重要になってきます。難易度は極めて高いです。 場面:これははっきり言ってしまえば、空間把握能力です。 これを心がけるようにとe-ケアの研修では紹介しました。 【5W1H】です。(When:いつ・Where:どこで・Who:だれが・What:何を・Why:なぜ/How:どのように) コミュニケーションをとるにあたってこの6項目を常に意識し会話をとることで自分が今どの立ち位置で会話を聞きまたは話し、どのタイミングで正しい情報を与えどのタイミングで話題を掘り下げどのタイミングで話を切り替えるのか適切な瞬間が理解できるようになります。そして、自分が置かれている状況を瞬時に理解し適役を見つけ出すことができます。 *今回お話した内容は、普段皆さんが無意識に複数回1日何千回と行っていることです。ですがこの無意識の質を高めていくためには、意識的に日頃から行いこれを無意識にできるようにしていくことが狙いです。 ここで皆さんは、こんなこと無意識にできるわけがないと思った方も多いと思いますがそんなことは決してありません! 小さいころ補助付きの自転車から補助なしの自転車になった時、わざわざ補助なしの自転車が乗れるようにと思って練習しませんでしたか? 何度もこけて何度も練習して気づけばいつの間にか乗れているようになっていたははずです。そしてそれは今でも無意識に乗れるはずです。
まとめ
結論、今回伝えたかったことは何事も最初が肝心だと言うことです。それはコミュニケーションも同じで最初の第一印象がすごく大事です。その次に今回紹介した人と場面を判断して適切なトークやボディーアクションを使いながら自分本位の話題になっていないか気にしながらお互いの共通の話題を選びその会話を広げ、話題を変えその場をコントロールしてみてください。これを習得することでストレスが軽減されること真以外なしです。
今回も、最後まで読んでくださりありがとうございます。一人でも多くの介護職の方の助けになればと、思っております。京都市から福祉事業を盛り上げていけるようにe-ケアは情報発信を続けます。
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